硫黄島 八朔踊りとメンドン(しばみさブログ)

9月5、6日に八朔踊りがありました。
男の人の踊りです。太鼓を胸に抱えて、背中にカラフルなヤバタをさして、そのヤバタを振り回しながら太鼓を叩いて踊る。かなり、しんどいみたいです。

起源は豊臣秀吉の朝鮮出兵。その時にこの島からも加勢して、武功を立てた褒美に、踊りを授かったと言われてます。
褒美にもらうのが、踊りって…当時では有難いものだったのでしょうね。

踊りだけで終わらないのが、この八朔。

神社の中から赤いお面を被ったメンドンがやって来て、葉のついた枝で見物客をバシバシ叩きます!
痛いくらいやらないと、かえってじいちゃんたちから、どやされます。

もちろん、メンドンになれるのも男の人だけ。

声を絶対に出さないから、誰が入ってるのかわからなかった。

簑から出る手や足の部分は、服を変えたり、靴を取りかえっこしたり、本気で本人の気配を消そうとします。

変装してなりきると、本当に鬼みたい。

子供はこんな感じ。